「第2回教育DX実践動画コンクール」の審査結果をご報告いたします。
審査委員長より
この度も本コンクールにご応募いただきありがとうございました。
審査員一同、各作品を拝見し時間をかけて審査させていただきました。
どの作品にも学びたい点や共有していきたい点がありました。
改めて感謝申し上げます。
本コンクールの目指す姿は以下の4点です。
・実践記録の良し悪しだけにとどまらないこと。
・応募いただいた方々と共にコミュニティを構築すること。
・実践動画の共有により各教育現場でICTが活用されること。
・情報共有・学びあい・連携を促進すること。
第2回の本コンクールでは特に4つ目の応募作品をきっかけに「情報共有・学びあい・連携が促進すること」を工夫していきたいと考えています。
具体的には応募作品・入賞作品などをきっかけに小さな勉強会を様々に開催していきます。 このご縁をつないでいただけましたら幸いです。
教育DX実践動画コンクール実行委員会会長 上條晴夫
表彰作品一覧
教師教育部門 最優秀賞1点
教育実践部門 最優秀賞1点、優秀賞2点
合計4点を表彰いたします。
教師教育部門 最優秀賞
令和型!ストップモーション式録画リフレクション会の実践
応募者:守 康幸様
審査員コメント:従来の授業検討方法の歴史に接続しつつ、動画の非同期性の良さ+同期的なリフレクション会の良さを掛け合わた意図に価値を感じた。 参加者が気付きを選択することで、事前に視聴せず参加する課題を克服できていた。録画でリアルな授業を共有できるため、教師力育成につながると感じる。 録画を使ったリフレクションを実際にやってみたいと思える作品。丁寧な授業研究を進めるためにも、多くの教員に見てほしい。ICTを効果的に活用し、GIGA時代にマッチした令和型の提案だった。
教育実践部門 最優秀賞
5年生 尺八の音色に親しもう -格付けチェック大会ー
応募者: 肥後漱一郎様
審査員コメント:教科構造、子どもの関心の引き出し方、動画の構成、BGMの演出など大変参考になる作品。 尺八が実際に学校になくても味わえるように、汎用的なICTツールを上手に活用している。エンタメ感覚で楽しめる工夫もよい。普段触れ合えない楽器に興味を持つ子が増えると思う。動画によって授業の仕組みと効果をわかりやすく伝えており、子どもたちの姿と教師の思いとのつながりを十分に感じた。 子どもたちが主体的に協働してめあてに向かうためのステップが汎用的で、他の教科でも応用がきく。 これぞ!教育DXという作品である。
教育実践部門 優秀賞
町の未来をえがこう 小学校と市民センターの連携・制作ストーリー
応募者: 宮城野区中央市民センター(社会教育主事:佐々木貴幸、小野耕一、寳森公喜)、仙台市立宮城野小学校(教諭:大久保達郎)様
審査員コメント:人口減少社会における公民教育の理想型であるように思われた。 まさに「実践のストーリー」が見られ、ドキュメンタリー的な動画である。 地域学習に必要な行政からの情報提供の良さを感じる。子どもたちが地元の未来を描く姿に、地域の大人も元気になる、まさに地域コミュニティづくりの最初の1歩になる取組。 2次元コードを使った工夫もよかった。
教育実践部門 優秀賞
ヨハンセバスチャンアポストロフィの話
応募者: ドリー北村様
審査員コメント:ぶっちぎりの面白さ、語りの魅力が素晴らしい!!!英語スタディハックとして秀逸。 ストーリー仕立て(かつ笑える!)で、画とともに頭によく残る。音声もありICTのよさを感じた。 英語好きの子どもが増えると同時に、正しい知識も身につく貴重な作品。 これをみた子どもたちはきっと忘れることがないだろう。
表彰イベントにつきまして
7/2(土) 19:00から表彰イベントを実施いたします。ぜひご参加ください。
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